シニア世代向けの旅行情報をスマホで発信している
お金と時間に余裕があるシニア世代が今国内はもちろん、海外にも積極的に旅に出ています。この「シニア旅行」をターゲットにして各旅行会社が次々と旅行商品を企画・販売しています。ではその旅行会社のツアー情報をシニア世代はいったいどうのように集めているのでしょうか?若者世代との違いはあるのでしょうか?
インターネットよりも紙媒体
若者が旅行の行き先やツアーを決めるときに使うのはやはりインターネットです。そこでいろんな写真を見たり他の人のブログを読むなどして情報を収集していきます。しかしシニア世代は現役世代に比べるとインターネットで何かを調べると言う習慣はありません。またインターネットへの依存度も高くないので、ネット上の口コミや感想などには左右されないのです。
シニア世代が価値のある情報と思うのはやはり「紙媒体」です。インターネットのように画面越しに読むのではなく、しっかり手にとってじっくり眺めることが出来る媒体のほうが親しみがあり、信頼性が高いと考えています。ですから各旅行会社もパンフレットやガイドブックなどの紙媒体で主にシニア世代向けの旅行情報を発信しています。
会報誌で確実に情報を伝える
紙媒体の中でも特に有効だといわれているのが会報誌です。これは一度ある旅行会社のツアーを利用して会員になったシニア世帯に定期的に会報誌を送るという方法です。シニアにオススメの観光地や、観光地の歴史やツアー紹介などを写真たっぷりの見やすいレイアウトで作られています。さらに会報誌上でシニアが旅先でとった写真を紹介したり、意見や感想を掲載するなど紙面上でも交流が出来る工夫がされている会報誌もあるそうです。旅を通じて新しい交流が生まれると言うことは旅好きのシニア世代にとっては大きな楽しみの一つです。
会員制サロンで細やかなニーズに応える
他にも会員制サロンを設けて情報を発信している旅行会社もあります。これはひとりひとりのシニアに向けてオーダーメイドで旅行プランを企画し発信すると言う方法です。最近ではシニアの趣向もバラバラなので、このようなきめ細かいサービスが人気です。オーダーメイドの旅行プランはさらに旅の満足度を上げる事が出来ます。